11歯を動かす
歯を動かし整列させる
矯正する際は、曲がっている歯をまっすぐにするため、その場にある歯を動かします。
では、なぜ歯が動くのでしょう。また、なぜすぐには動かせないんでしょうか。
かたい物をかみ砕くことのできる頑丈な歯が、どうして矯正治療によって動くのでしょうか?
それは、矯正治療によって身体が元々持っている「骨の代謝機能」を利用して歯を動かすからです。
骨は、一定以上の圧力がかかると吸収という現象を起こして、骨を溶かして圧力を軽減しようとします。
また、スペースの空いたところでは、骨が新しく作られてスペースを埋める働きを持っています。
骨の代謝機能を利用することで、歯は1ヶ月で約0.3ミリ移動することができます。
しかし、矯正治療を受ける患者さんの歯を見てみると、平均して4.0ミリの移動が必要です。
4.0ミリを動かすのに1年以上かかるのです。
時間はかかりますが、身体が元々持っている機能をうまく利用するので、歯に負担をかけずに治療をすることができます。
なにより自分の歯で出来ると言うのが良いですね。